【日常生活の練習】 

運動の敏感期にいる子ども達に、基本的運動の練習となる様々な活動を準備しています。

洋服の着脱、お洗濯、植物の世話、クッキング等の日常生活の種々の活動を通して自分の生活を自分でできるように援助します。

それらの活動を通して、調和のとれた美しい身体の動きと共に調和した心も身につきます。モンテッソーリ教育の基礎となる大切な領域です。  

【感覚教育】 

2歳から6歳までが感覚の敏感期で、この時期は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を機能化させる時期にあたります。

モンテッソーリ博士は見たり、触れたり、動かしたり、体験したりする世界、客観的な世界、現実の世界を支持しています。

博士の考案した感覚教具は、それぞれの刺激を合理的に導くような特色があります。

また数学的頭脳の育成を助ける直接的、間接的な準備となる活動も含まれます。 

【言語教育】 

幼児期からの系統だった文字指導がされるのがモンテッソーリ教育の言語教育の特徴の一つでもあります。

敏感期に適切な環境を準備して、子どもの自発的活動期の発達期に適した言語教具・教材を使用します。

話し言葉、書く、読む、文法を学びます。 

【数教育】 

ビーズやカード等の教具を使って、具体物を使った活動から徐々に数の抽象的な概念を活動を通して習得していきます。

1－10までの数の紹介、十進法、連続数、暗算、四則計算を楽しみながら自分のペースで学んでいきます。 

【文化教育】 

地理、生物、音楽、美術等多岐にわたり紹介します。

クラシック音楽、ゴッホやルノワール等の絵画の紹介、植物の各部分の名称やはたらきを植物を見て学んだり、地球の誕生から人類の登場にいたるまでの生命の歴史を知る活動もあります。